急性火傷の場合、患部を冷水で冷やすという対処法は、焦熱感や痛みをを一時的に落ち着かせる作用はあるかもしれませんが、皮膚組織の損傷を防いだり、炎症や痛みを和らげる事には、実はあまり効果がありません。
それと比較してみますと、ウィートグラスのエキスを患部に使用した場合、軽度(2度)の火傷や放射線療法やレーザーによるやけどの場合、早急に痛みが消える事がわかっています。
さらに炎症も抑え、やけどの回復を促進します。また、過度の日焼けによる痛みも軽減します。
ウィートグラスを使ったやけどの応急処置の方法
1. 直ちにウィートグラスエキスを、やけどをした部分全体にたっぷりと噴きかけてください。
そうする事により、有効成分に含まれるバイオアクティブが素早く皮膚に浸透し、痛みを和らげ、炎症を抑え、感染症から守り、回復へと導きます。
またこの成分は熱で損傷を受けた組織の周りの血行を改善することにより、治癒のプロセスを助けます。
(広範囲に渡るやけどの場合は、まずはスプレーを噴きかけた後、すぐに医師の診断を受けてください。)
2. やけどをした患部や周辺にある衣類やアクセサリー等は出来るだけはずしてください。
患部に油や溶融プラスチック等が付着している場合は、皮膚を傷つけない様にしながら布等で排除します。
皮膚に張り付いているものがある場合は無理に取ろうとせず、バーンスプレーをその部分と周辺に噴きかけ、直ちに医師の診察を受けて下さい。
3. やけどをした部分は冷たい水につけない。
冷水につけたりしている時間は無駄であるばかりか、冷やす事により皮膚組織の回復の為に非常に重要な役割を果たす血液循環をわざわざ悪くして、皮膚の深層組織が破壊されることになります。
もしウィートグラスエキスが手元にない場合は、熱傷の部分の血流を促し治癒を助けるなまぬるい湯を使用して下さい。
4. もし必要であれば軽めの包帯もしくはガーゼか清潔なコットン等で患部をカバーして下さい。しかし、そうすることで、やけどした部分が熱を保ってしまい、更に生きた細胞にダメージを与えてしまう事もあるということは留意すべきです。
5. I度、II度のやけどの場合、ウィートグラスを使うことにより、やけどの発生時より通常24時間以内に劇的に痛みが治まっています。必要であれば、痛み止めの薬を服用しても良いでしょう。