この一連の写真(撮影時の光源の違いによる各写真の見え方の差は無調整のままです)は、ウィートグラスが開いた傷の体液分泌や出血をどれほど素早く止め、ものの数時間のうちに新しいかさぶたで表面をふさぐことができるかを非常に鮮明にあらわしています(写真2)。
24時間以内に傷は完全に乾き、肉芽組織と呼ばれる傷を治すための組織に覆われています。
3日目には傷の表面は新しい組織で覆われ、かさぶたがほんの少し残っているだけです。傷は小さなかろうじて見える程度の跡を残して完全に治っています。これは動物や人間の傷を治療する際にウィートグラスを用いたほとんどの場合に見られる現象です。
Dr. Chris Reynolds. M.B.,B.S.