ウィートグラスが火傷後の瘢痕拘縮(ひきつれ)を10分で緩める

この青年は3ヶ月前に工場の事故で胸に重症な火傷を負いました。その後患部の筋肉や靭帯がひきつれ、腕を肩と水平以上の高さに持ち上げる事ができませんでした。

少量のウィートグラスのスプレーとクリームを前胸(胸筋)と肩につながる靭帯につけました。その直後には変化は見られず、まっすぐのばした両手を相変わらず持ち上げる事ができませんでした。 しかし10分ほどたった頃、青年は徐々に頭の上に垂直に腕を持ち上げる事ができたのです。

ウィートグラスが靭帯と筋肉を緩めこの動きを可能にした様です。患者さんがこの動作を今後も持続していくことが可能かどうかはわかりませんが、この動きに本人だけではなく周りで見ていた病院の医療関係者たちも非常に驚いていました。

ウィートグラスはエクササイズの前やこむら返りが起こった時に使用すると、筋肉をリラックスさせるのに最適だという事は良く知られているので、この現象もそれに似た作用により起こっているとも考えられます。

火傷後の瘢痕拘縮 ウィートグラス療法開始

火傷後の瘢痕拘縮 ウィートグラス療法経過

火傷後の瘢痕拘縮 ウィートグラス療法回復経過

火傷後の瘢痕拘縮 ウィートグラス療法回復例